宮崎街中リノベ会議Vol.3 | 建築家・三浦丈典さんと考える、宮崎のこれから
2025年8月4日、新公民館VOLにて「宮崎街中リノベ会議 Vol.3」が開催されました。
今回のテーマは「建築家・三浦丈典さんと考える宮崎のこれから」。
ゲストには、株式会社スターパイロッツ代表の三浦丈典さんをお迎えし、街中に眠る空きビルや空間の可能性をどのように引き出すか、具体的な事例を交えながらお話しいただきました。
三浦さんのお話から
三浦さんはこれまで全国各地で手がけてきたプロジェクトを紹介しながら、リノベーションを通じて「人と場所の物語」をつくることの大切さを語ってくださいました。
単なる建物の改修にとどまらず、地域文化や暮らし方とのつながりをどう編み直すか。
参加者は、その視点の広さと実務的なノウハウの両面に引き込まれていました。
こっそり ごっそり 宮崎をかえよう。
講演タイトルに掲げられた、
「こっそり ごっそり 宮崎をかえよう。」
という言葉が、とても印象的でした。
三浦さんが各地で街を変えてきたプロセスを論理的に語る姿を見て、宮崎も変わっていけるのではないか――そんな勇気をもらえた時間でした。
正直なところ、「宮崎なんて変わるはずない」「だれかがやってくれるのを見ているだけ」と感じていた自分もいます。
けれど、“こっそり ごっそり”取り組むことが、実は大きな変化につながるのだと気づかされました。
その考え方は腑に落ちましたし、むしろ宮崎の人にぴったりの言葉だとも思います。
また、三浦さんの話の中で何度も出てきたのが、
まちづくりは結果。
よく館長の鯛島も口にする言葉です。
何か悩みや困りごとがあって、それをひとつひとつ解決していくことで、そこで暮らす人々が豊かになっていく、、、その積み重ねの先に、まちが自然と元気に色づいていく――
三浦さんの事例を見ていると、そんなことをひしひしと感じました。
会場からの声
参加者からは、
- 「まちづくりを進める中で、どこから手をつければいいのか」
- 「自分のまちを盛り上げたいけれど、具体的にどう行動すればいいのか」
といったリアルな悩みや問いが次々と飛び交いました。
三浦さんやパーソナリティの鯛島がそれに応えるやりとりを通して、会場全体が“学び合う場”として深まっていく瞬間が生まれていました。
交流から生まれる次の一歩
イベント終了後には交流会も開かれ、専門分野や立場を越えた会話が自然と広がりました。
参加していた空きビルのオーナーさんから「新たなご相談✨」が寄せられる場面も。
出会いから次のプロジェクトが動き出す、未来への動きを感じさせる時間でした。
これから、ここから
実は「新公民館VOL」も、この宮崎街中リノベ会議での出会いがきっかけで生まれたプロジェクトです。
困りごとがあって迷っている人、やってみたいけれど踏み出せずにいる人。
一歩を踏み出してみてください。
私たちと一緒に、宮崎のまちを動かしていきましょう。
次のプロジェクトはもう動き出しています。
宮崎街中のあの物件で、新しい動きがありますよ!!
情報解禁まで、もうしばらくお待ちください!