トークイベント|「誰もが編集者⁈」~本づくりから見えてくる、日常の編集視点~
7月22日(月)、新公民館 VOLにて、月額会員第1号の後藤さんが主催するトークイベント「誰もが編集者⁈」を開催しました。
ゲストは、旅する編集者として全国で活躍し、最新刊『日々是編集』を刊行した藤本智士さん。
編集という行為を通じて「日常をどう見つめ直すか」「言葉をどう届けるか」について熱く語っていただきました。
藤本さんは「マイボトル」という言葉を世に広めた方でもあり、その言葉を送り出すまでの裏話も披露。
言葉が生まれ社会に浸透していく過程を、ぐっと身近に感じる時間となりました。
当日は60名以上が参加し、会場は満席に。


藤本さんの一言一句に耳を傾ける参加者の姿が印象的で、終了後には本を求めて長い列ができるほど。
多くの人が、その編集という営みの奥深さに引き込まれていました。

また、企画者の後藤修さんは、Zine it! books主宰として地域のデザインディレクションやZine制作に取り組んでおり、今回のイベントでもその経験が光るファシリテーションを披露。
まちを見つめるデザイナーならではの切り口で問いを投げかけ、会場に新たな気づきを生み出していました。

新公民館 VOLとして初めてのイベントに、これほど多くの人が集まったことは驚きであり、同時にこの場を開いた喜びを実感する時間となりました。
新公民館 VOLは、リノベーション会社ならではの「編集」で、街の人たちとの“間”をリノベーションし、みんなの「やってみたい」を形にしていける存在でありたい。
今回の体験が、その目的意識をさらに高めてくれました。
わたしたちは「誰かのやってみたい」を実現できる場として、これからも多くの挑戦や出会いを編集していきます!